タイ財務省財政政策局(FPO)は、10日に起きた治安維持部隊とタクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)の衝突事件は、経済全般に影響を及ぼすとの予測を明らかにした。短期的に観光・サービス業に影響を及びし、GDP成長率を0.2-0.5%押し下げるとしている。
だが現時点で、今年のGDP成長率予測をプラス4%~プラス5%を調整する事はないとしている。
またタイ地元紙によると、同局エークニティ局長は、5月中旬にムーディーズ・インベスターズ・サービス関係者がタイの信用格付けを再検討を予定しており、今回格付け見直しで、タイの信用格付けが引き下げられる恐れがあると予測している。