タイ商工会議所大学(UTCC)経済ビジネス予測センター(CEBF)は、現在の不安定な政治情勢が4月末まで続いた場合、経済的損失予想を前回の300-400億バーツから500億バーツに引き上げたことを明らかにした。
10日に起きた治安維持部隊とタクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)による衝突で多数の死傷者が出る事件に発展したことで、政治情勢はさらに悪化したとしており、特に観光業に甚大な影響が出ると予測している。
だがこのような情勢悪化が続いたとしても、タイの今年のGDP成長率は、依然プラス3%~プラス4%の成長が期待できるとしている。