アピシット首相は本日(12日)午後2時頃、テレビ演説で、今回起きた治安維持部隊とタクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)による衝突により、多数の死傷者出したことについて、一部のテロリストが今回の騒ぎを利用し、行動に出たことがはっきりしたと語った。
昨年4月に起きたUDDとの衝突時と同様に、調査委員会を設置し、政府をはじめ関係機関を総動員し、集会参加者とテロリストを区別した上で、厳しく処罰するとしている。
今回起きたUDDと治安維持部隊の衝突で、21人が死亡、800人以上の負傷者が出ていることが確認されている。