タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)と軍の衝突で多数の死傷者が出たことから、連立与党内にも変化が見られ始めた。
タイ地元紙は、民主党を除いた与党連立政権の代表らが緊急会談し、1-2ヶ月以内に民主党が憲法改正を行わない場合、連立政権から離脱する方針で合意し、民主党に伝えたと報じている。
11日夜、ステープ副首相がUDDとの衝突事件について、連立与党代表らと会談を予定していたが、民主党を除く党代表は誰一人参加せず、連絡を絶っており、同時刻に党代表らは、ヒルトン・ホテルで会談していたという。