本日(10日)午後3時過ぎ、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)と軍による交戦が、ラーチャダムヌン通りで始まった。軍はガス弾やゴム弾を使用し強制排除に乗り出したが、UDDが爆発物を軍に投げ込むなど抵抗が激しく、軍及びUDDに多数の負傷者が発生した。 タイ地元紙は、この衝突でロイター通信で働く日本人男性を含め、5人が死亡したと報じている。 UDDによる抵抗が予想以上に大きかったことから、政府はUDDとの休戦を求めた。UDDもこれに応じたため、現場は一時沈静化している。