午前のタイ株式市場(SET)は、前日に引き続き下落した。だが多くの投資家は、午後に政府官邸にデモ行進を開始する民主主義市民連合(PAD)の動きを警戒しており、売買が伸びず薄商いとなった。ここ数日大幅下落となったため、PTT、SCB、KBANKなどの大型株を中心に買いが集まり、一部銘柄はプラスに転じている。
KTBセキュリティー(KTBS)幹部ジャルーン氏は、PADのデモ集会が先行き不透明であることから、上値が抑えられているとしている。SETが午前10時40分に反発したが、一時的なテクニカルリバウンドだという。