タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)は3日、民主記念塔近くのパーンファー橋から都内商業地区の中心であるラーチャプラソン通りに移動し、付近一帯をを封鎖した。参加者は数万人と見られている。
これに対し同日、ラーチャプラソン通り近くのサイアム・ディスカバリー・センターやMBKがあるパトゥムワン交差点で、小型爆弾が爆発するなど、UDDへの攻撃と見られる事件も起きている。
この影響により、セントラル・ワールド・プラザをはじめ伊勢丹、サイアム・パラゴン・、MBKなどのショッピングモールが閉店時間を早めた。また明日午前もショッピングモールによっては、開店を見合わせる可能性を示唆している。
タイ政府は、経済に甚大な影響を及ぼすことが予想されることから、UDDに明日までに集会を解散しない場合、強制排除も辞さない考えを示している。