マヒドン大学の一部団体が1日、国会議事堂でタクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)がばら撒いた血液を採取し検査を行ったところ、HIVウイルスをはじめ、B型肝炎ウイルス及びC型肝炎ウイルスが発見されたと発表していたが、検査が行われていない可能性が出てきた。
タイ地元紙によると、マヒドン大学ラーマティバディ病院タン理事長は同日、このような血液検査を行ったことはないとした上で、同病院は一切関係ないと語っている。またこの発表した団体及び医師は、同病院の医師ではなく、有名な病院の名前を語ることで、信頼性を高めようとしていたのではないかとしている。
またチュラロンコーン病院の理事長も、このような血液調査を行ったことはないと語っている。