タクシン元首相は29日夜、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)と政府による直接対談が再び行われ、物別れとなったことから、政府との交渉を打ち切りを支持した。アピシット首相に真摯な対応が見られず、このまま対談を続ける意味はないとしている。 また元首相は、現在の滞在先について、ヨーロッパであることを明かしたが、詳細な場所については現政府に追跡される恐れがあることから明かせないと語った。