22日、タイ東北部ウドーンターニー県ムアンウドーンターニー郡で、路上にタイ人男性(46)の遺体が遺棄されているのを市民が発見した。全身鈍器で殴られた跡があり、死後8時間ほど経過していた。
タイ地元紙によると、同郡に住む男性で、妻と子供2人(娘及び息子)とともに生活していたという。当初男性の妻などに事情聴取を行ったが、事件については知らないと供述していた。
だが自宅付近で血まみれの木の棒を発見したため、再度事情聴取を行ったところ、子供2人が父親を殴った上、路上に遺棄したことを認めた。
死亡した男性の息子によると、酒を呑む度に母親を虐待していた父親だが、止めに入った娘にも虐待を始めため、我慢できずに木の棒で父親を殴った。また父親が起き上がることを恐れ、全員で殴り気絶させた上、車で運んで遺棄したと供述した。