タイ証券取引所(SET)パタリヤ所長は、タイ政府とタクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)による直接交渉が、国内情勢、投資家・企業の信頼感を回復させるものとして期待していると発言した。だが双方ともに、株式市場に加え、国家経済全体の利益などを重視し、交渉に望む必要があるとしている。 また当面のタイ株式市場の流れについて、経済及び上場企業の業績が好調だったことで、外国人投資家が買い越しを続けてきたが、大幅な上昇をしたため、市場は調整局面に入ると予測している。