アピシット首相は本日(18日)午後、赤服集会対策本部が置かれている近衛部隊第11駐屯地で、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)との交渉に応じる考えを明らかにした。ただし条件として、法の範囲内での活動をすること、公的機関や特定の人物の私邸を包囲や脅迫をしないことが前提としている。
昨日首相私邸前でUDD支持者らの血をばら撒くというパフォーマンスを行った際、集会先導者が、「今アピシットは家にはいないが、もしいた場合、アピシットの頭の血を絞り出して足を洗ってやる。」と発言したことについて、集会参加者の士気を高めるため、扇動的な発言をする行為が必要なのは十分理解しているとしたものの、暴言は暴言であり平和的なものではないと切り捨てた。