タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)による集会が、5日目に突入したものの、以前集会参加者は数万人規模を維持している。この影響で各地のセントラル系デパートの来客数に影響が出ていることがわかった。
タイ地元紙によると、流通大手「セントラル」を展開するセントラル・パタナ(CPN)ナリット取締役は、赤服集団による集会でここ5日間のセントラル・ピンクラオ店及びセントラル・ラープラオ店の来客数が通常時より20%ほど少なくなっていると明かした。その他コーンケーン県とウドーンターニー県にあるセントラルデパートも、集会参加者がバンコクに向かった影響か、通常時より10%ほど少なくなっているとのこと。
また同取締役は、今年第1四半期の業績に影響を及ぼすことはないものの、長期化した場合は第2四半期に影響が出てくる可能性があるとの見方を示した。