SCB経済ビジネスリサーチセンター(SCB EIC)は、今月10日に開かれるタイ中央銀行金融政策決定委員会(MPC)において、政策金利(翌日物レポ金利)を現行の1.25%で据え置くと予測している。2月のインフレ率がBOTの予測を下回ったことから、同金利の引き上げを急ぐ必要はないと判断する可能性が高いとしている。 また経済回復及び国内消費が依然不安定な状況にあり、金利を引き上げバーツ高になることはBOTが望んでいることではないことも理由。