タイ最高裁判所より不正蓄財が認定され、資産約460億バーツを没収とする判決が下されたタクシン元首相は判決後、今回の判決は子供じみた司法制度の下で下された判決であり、判決内容は単なるジョークではないかと語った。
元首相は、財界での成功者が政治家になるには注意が必要だとし、ポチャマン元夫人や子供らに政界入りを反対されながらも政治家になり、このような事態になったとして、後悔の念に駆られていることを明かした。
また元首相の支持団体である赤服集団に対し、敵に付け入る隙を与えないよう、平和的に民主主義を勝ちとってもらいたいと呼びかけた。
タクシン派団体最大規模の反独裁民主戦線(UDD)幹部らは、来月14日にバンコク都内で大規模集会を予定し、一週間以内に現政権を打倒すると意気込んでいる。