タイ中央銀行(BOT)スチャーダー副総裁は、タクシン元首相の資産総額760億バーツの差し押さえに関する判決日である今月26日に起こりうる政治的混乱により、金融市場が混乱する可能性があることから、混乱を回避する対策を準備したことを明らかにした。 タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)幹部からは、当日UDDが中心となって集会を行う予定はないものの、支持者らが勝手に集会を行う可能性を示唆しており、注意が必要と見られている。