連日憲法改正反対のデモ集会を行っている、民主主義市民連合(PAD)が週末の30日に、大規模デモ集会を行う方針であることを明らかにした。このデモ集会により、投資家への政情不安を煽り、連日タイ証券取引所(SET)の株価が大幅に下落している。この政情安定を図るため、現政権では一部議員を中心に、憲法改正審議撤回を視野に入れた動きが見られる。
またこのデモ集会に関して、在タイ日本大使館より注意喚起が出ている。25日に行われた大規模デモを実施した際、20人が負傷したこともあり、巻き込まれないようデモ隊には近づかないよう勧めている。