タイ地元紙によると、9日夕方、タイ南部ナコーンシータンマラート県ムアンナコーンシータンマラート郡にある寺院で、ナコーンシータンマラート病院の理事長の父親の葬儀が行われたのだが、通常の葬儀とは違う一面が見られた。
某寺の住職の発案で、すぐ枯れてしまう花輪ではなく扇風機を贈ってもらうという葬儀となっており、葬儀会場には300台を超える扇風機が花輪代わりに置かれたという。
葬儀終了後、扇風機は公的機関などに寄付されるとのこと。
この葬儀には、大病院の理事長の父親が亡くなったということから、医師、看護士などをはじめ、現保健相のチュリン氏といった政治家も参加するほどの大規模なものだった。