タイ中央銀行(BOT)は、バーツ高が続いている為替相場に対応するため、外為規制の緩和を決定した。 海外証券投資への上限額を年間300億米ドルから同500億米ドルに引き上げ、海外不動産への投資上限額を年間500万米ドルから同1000万米ドルに引き上げ、関連企業以外の海外企業への貸付額を5000万ドルまで可能になり、為替ヘッジ取引の解消する際BOTへの許可・報告義務が撤廃される。 最後の為替ヘッジ取引解消の許可・報告義務の撤廃のみ本日付けで有効、その他は2月下旬までに有効となる見通し。