私立アサンプション大学(ABAC)が行っている世論調査によると、バンコク首都圏の有権者2008人を対象に実施したアンケート調査で、サマック首相への支持率が急落していることが明らかとなった。
2月時では45.4%の支持率だったが、5月時で21.4%まで急落した。これに対し、不支持率は36.8%から47.3%に上昇した。現在の政権について、政治家の行動に不満を持っているとの回答が87.8%、失望したとの回答が58.6%だった。
また今後内閣改造をする場合、どの閣僚をかえるべきかとの質問に対し、1位がサマック首相の39.5%、続いてシャルーム内務相の37.8%となった。今回の調査で、首都圏での首相の不支持が鮮明になった結果だ。