マレーシアとの国境沿いのタイ南部ソンクラー県でも、石油燃料の密輸が急増していることがわかった。
タイ地元紙によると、密輸された石油燃料は基本1リットル当り3-7バーツほど割安なため、市民に人気となっており、今では県内のメインストリートでも密輸燃料が販売されているという。この密輸燃料の価格は、ベンジンが1リットル当り25バーツ(国内販売価格同28バーツ)、ディーゼルが30バーツ(国内販売価格同37バーツ)ほどで売られているとのこと。
この密輸燃料が蔓延していることで、県内のガソリンスタンドは売上が急落し、悲鳴を上げているという。