タイ工業連盟(FTI)はタイの今年の産業信頼感指数(TISI)を発表した。これによると、4月の産業信頼感指数は3月の83.2ポイントから78.8ポイントに下落した。4月頃にディーゼル油が10回も引き上げられら上、エネルギーコストの上昇に不安感を抱いたこと、国内外の需給量の減少、農産物や鉄鋼などの原材料コストの高騰が影響したという。 この対策として企業は政権に対し、工業部門などのエネルギー問題の解決、大規模インフラ整備などの経済刺激政策の早期推進、中小企業への支援、政権の安定化などを求めた。