ミャンマーとの国境沿いのタイ南部ラノーン県で、石油燃料の密輸が急増していることがわかった。
タイ地元紙によると、国税局ラノーン支局のプション氏は、現在タイ国内はミャンマーに比べ、ディーゼルやベンジン価格が1リットル当り8-9バーツほど割高となっており、改造漁船などによる小型船舶等で、ミャンマーから石油の密輸が横行していると語っている。
最近では21日夜に、県内パークナム警察署が同支部と協力し、ミャンマー船籍の船を調査し、200リットルのタンク5本を押収した。同船舶を運転していたミャンマー人2人は、川に飛び込み逃走したとのこと。