バンコク都パトゥムワン区のスカイトレイン(BTS)ナショナル・スタジアム駅近くのマーブンクロンセンター(MBK)前で、パトゥムワン工科大学の学生グループが、携帯修理工の男性(27)を集団暴行する事件が発生した。
タイ地元紙によると、警察が駆けつけると、同大学の学生らはBTS等にのって散り散りに逃走したが、警察は暴行に関与していたと見られる学生17人を逮捕したという。
逮捕された学生らは、たまたま現場に居合わせたと供述するものや、ライバル校に暴行されていた仲間を助けるために駆けつけたところで逮捕されたと供述するものなどがいるとのこと。
地元警察は、携帯修理工の男性の服装が、ライバル校のラチャモンコン技術大学ウテーンタワーイ校の制服に似ていたことから、パトゥムワン工科大学の学生が誤って男性を暴行し始めたことが原因ではないかと見ている。
今月12日にパトゥムワン工科大学の学生が、何者かによって銃撃され3人が負傷する事件が発生したことで、抗争を続けてきたライバル校との緊張が高まっていた。