サイアム・シティ研究所(SCRI)は、今年の平均インフレ率予測をプラス3.5%に置いたことを明らかにした。世界経済が回復し、消費製品価格の上昇が予測されるため。中でも原油価格が09年比で20%以上の上昇が予測され、インフレを加速させるとのこと。 今年のインフレ率は、第1四半期が最も上昇する可能性が高く、その後上昇率は鈍化していくと予測している。だが経済の基本的な部分が不安定であるため、同四半期中に政策金利が引き上げられることはないと見ている。