カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、来年の米経済は依然予断を許さない状況にあり、米連邦準備理事会(FRB)が金利の引き上げをできない可能性が高く、アジア圏内の通貨は対ドルで上昇する傾向にあるとの予測を明らかにした。そのため為替レートは、今年平均の1ドル33.70バーツから31.50バーツまで上昇すると見ている。 また来年のGDP成長率予測を、プラス2.5-プラス3.5%と予測した。ちなみに今年の同成長率予測は、マイナス3.1%としている。