カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、今年11月の輸出額について、中国・韓国・台湾・シンガポールへの輸出が増加したことで、前年比17.2%増とプラス成長となったとしている。特に10月より好調に推移しているコンピューター及び周辺機器、自動車部品等の輸出が中心となっているとのこと。
また来年の輸出額について、今年比(予測値)9-12%増とプラスに転じるとの予測を明かした。世界経済の回復につれ多くの業種が好調になること、自由貿易圏での減税が開始することなどがプラスの理由。だが新興国経済の不安定さやバーツ高などの不安要素もあるとのこと。
今年の輸出額は前年比15%減と予測している。