保健委員会ポーンパン委員長は、「思春期における妊娠」に関するセミナーで、01-09年にかけて行われた調査で、10代の若者の妊娠率が10%から40%に上昇し、妊娠の低年齢化が急速に進んでいると明らかにした。また01-07年にかけて政府管轄の病院を調査したところ、10歳の少女が妊娠するケースが60例にのぼったとのこと。
また保健省衛生局理事長は、妊娠するケースが増えたものの、20歳未満の望まず妊娠したケースが多く、中絶者が多いとしている。初体験での性行為で、避妊対策を行わないと34.9%の人が回答しており、若者の間では避妊具は性的感情を妨害するものと捉えているため、望まぬ妊娠が増えていると見ている。