調査会社のニールセン・メディア・リサーチ(タイランド)は、今年11月の広告市場総額が、前年同期比8.29%増の84億3700万バーツと年内過去最高の伸びなったことを明らかにした。今年2月に同市場総額が前年比でマイナスとなり、その後6ヶ月間マイナスが続いていたが、8月に入りプラスに転じて以降プラスを維持している。
これにより今年1-11月の広告市場総額は、前年同期比0.5%減の819億200万バーツとなった。最も多く広告費を投じた企業は49億バーツのユニリーバ・タイランド、そして16億7500万バーツのP&G(タイランド)、15億2000万バーツのバイヤスドルフ(タイランド)、ロレアル(タイランド)、11億4900万バーツのコカコーラ(タイランド)と続いた。