タクシン元首相が13日、カンボジアのプノンペン入りしたことがわかった。先月経済会議に参加するために、入国して以来約一ヶ月ぶりとなる。
タイ地元紙によると、今回首相は先月スパイ容疑で逮捕され、カンボジア裁判所に禁固7年の実刑判決が下されたタイ人男性が恩赦を認められたため、男性の釈放に自ら参加する予定だという。
スパイ容疑で逮捕された男性は、カンボジア国内の全フライトの情報を管理する会社に勤めるエンジニアで、タクシン元首相及びフンセン首相のフライト情報を盗み出し、タイ側に流布したことで先月上旬に逮捕されていた。