10日早朝、バンコク都パトゥムワン区にあるラチャモンコン技術大学ウテーンタワーイ校の構内で、同校に通う男子生徒(19)が銃殺されるという事件が発生した。
タイ地元紙によると、同校には毎週木曜日に一年生が、花やろうそくを持参し、構内にある仏像に祈るというしきたりがあり、今回死亡した男子学生は友人らと共に、早朝学校に集合し、構内各所にある仏像にお祈りに行くところだったという。男性は友人らと別れ、一人で校門前にある仏像にお祈りに行く最中だったとのこと。
友人らによると、別れた後、一発の銃声が聞こえたため、現場に急いで向かうと、男子学生が倒れており逃走中の若者らを見たという。
以前より同校とパトゥムワン工科大学は、死傷者を出す衝突を何度も起きており、警察はこれまで通りライバル校同士の衝突と見て捜査を進めている。