タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)が10日、バンコク都内民主記念塔前で一万人規模の集会を開催した。
UDDが集会を開催した10日は、1932年にタイで初めて憲法が交付された記念日であり、それにあわせクーデター後の政権によって誕生した現憲法を1997年憲法に戻すよう訴えた。
UDDは当初、先月28日から今月2日にかけて、バンコク都内で集会の開催を予定していたが、プミポン国王の誕生日が今月5日に控え一部から異議が噴出していたこと、現政府が治安維持法を適用させたこと等から集会の無期延期としていた。