タイ商工会議所大学(UTCC)経済ビジネス予測センター(CEBF)は、今年11月の消費者信頼感指数が前月の75.4から76.5に上昇したことを明らかにした。経済全般、求職機会、将来の収入の信頼感指数は、それぞれ前月の68.0から69.1、66.9から67.8、91.2から92.6に上昇した。
10月の消費者信頼感指数は、国内外で経済不安が発生し揺らいでいたことで下落したが、11月に入りNESDBが発表した今年第3四半期のGDP成長率が好調だったこと、SETの平均売買代金が上昇したこと、ベンゼン・ディーゼル価格が横ばいを維持したこと等から上昇に転じたという。
一方で依然マブタプット圏内の投資プロジェクトが凍結されていること、経済回復が堅調でないこと等がマイナス要因にあるとしている。