カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、来年タイ米輸出が増加しゴールデンイヤーになるとの予測を明らかにした。天災により自国の米生産量が大幅に減少したフィリピン・インドで、米の輸入が急増するためだという。
この影響でプラスの影響を受けるものとして、ジャスミン米・蒸米・破砕米・もち米だとしている。一方で白米の輸出も増加傾向にあるものの、ベトナムとの価格競争が激化することが予想され、厳しい状況となるとのこと。
ただしタイは年初から続いたバーツ高の影響で、米輸出国の競争相手であるベトナムに比べ割高となり、一部では今年米輸出国世界一位から陥落する可能性があると予想されている。