タイ中小企業振興局(OSMEP)は、今年10月の商業・サービス業信頼感指数が、前月の45.4から44.4に下落したことを明らかにした。卸の信頼感は44.7から43.3、小売の信頼感は44.7から43.5、サービスの信頼感は46.4から45.7に下落した。
この下落について、石油価格が上昇を続けたことで、企業がコストの上昇を危惧したこと、多くの地域で洪水が発生したこと、政情不安等が理由だという。
一方で、3ヵ月後の同信頼感指数(予測値)は、前月の46.9から47.9に上昇した。また3ヵ月後の卸の信頼感は50.2から51.3、小売の信頼感は45.3から46.6、サービスの信頼感は47.4から48.0に上昇した。