カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、明日(2日)に行われる予定のタイ中央銀行金融政策決定委員会(MPC)で、政策金利(翌日物レポ金利)は現行の1.25%で据え置かれるとの予測を明らかにした。またこの政策金利の据え置きは、来年中旬頃まで続くと見ている。
同委員会は、タイ経済の回復に伴い、各信頼感が十分にある状態にならなければ、政策金利の引き上げないためだという。
政策金利は、昨年12月に行われた委員会において、政情悪化や世界的経済不況を理由に、政策金利が3.75%から2.75%に引き下げられ始めたことをきっかけに、4月までに現行の1.25%まで引き下げられて以降、政策金利は据え置きが続いている。