タイ商工会議所大学(UTCC)経済ビジネス予測センター(CEBF)タナワット所長は、ドバイ・ショック及びベトナム通貨の切り下げの影響で、来年のタイのGDP成長率予測ををプラス2%~プラス3%に引き下げたことを明らかにした。またマブタプット問題及び政情問題等も、民間企業の投資・信頼感を損なうためとしている。当初CEBFは、同成長率予測をプラス3%以上に設定していた。
またドバイ・ワールド社の債務問題について、楽観視すべきではなく大きな問題として捉える必要があるとしている。今後この問題が世界経済及びタイの輸出・観光に影響を及ぼすか注目する必要があるとのこと。
一方、アピシット首相をはじめ現政権閣僚は、今回のドバイ・ワールド社の問題について楽観視している。