アピシット首相は26日、今月29日にタイ北部チェンマイ県を訪問し、同県で開催される予定の商工会議所の総会に参加することを見送ったことを明らかにした。商工会議所をはじめ、様々な機関から訪問を見送るよう求められたためとしている。
もし首相が訪問を強行するならば、治安維持法を適用は確実視されており、首相の警護について、約1万8000人を動員する必要があるとステープ副首相は発言していた。
首相が同県を訪問した場合、暗殺する計画がある等との噂が広まるなど、訪問を強行した場合、何らかの衝突が出た可能性があった。