スパイ容疑でカンボジア警察に逮捕されたタイ人男性だが、一向に保釈手続きが進んでいないことがわかった。
タイ地元紙によると、男性の弁護士であるガオ・ソーパー氏は、今月23日に男性の保釈申請を行ったが、裁判所側に保釈の進捗を尋ねても進展はないとの返答だったという。
だが、保釈の許可が下りたとしても、カンボジア国内から出国することはできないとのこと。
スパイ容疑で逮捕された男性は、カンボジア国内の全フライトの情報を管理する会社に勤めるエンジニアで、タクシン元首相及びフンセン首相のフライト情報を盗み出し、タイ大使館に流布した疑いが持たれている。