カシコーン・バンク(KBANK)は、今年のバーツ相場がアジア圏内他通貨につれて推移し、対米ドルで4-5%ほど上昇したものの、農産物輸入国グループ(G10)通貨比では下落したことから、輸出業にそれほど影響を及ぼしてはいないと見ている。 来年のバーツ相場について、引き続きバーツ高の傾向にあるとしており、来年6月末までに1ドル32.25バーツ、年末までに同31.50バーツまで上昇するとしている。だがこれはタイ中央銀行(BOT)及び米ドル動向次第だとしている。