ステープ副首相は本日(25日)、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)が今月28日から来月2日に開催を予定していた集会を無期延期とすることを発表したことで、治安維持法の適用を見合わせることはないと発言した。またアピシット首相が今月27-29日にタイ北部チェンマイ県で開催される商工会議所の総会に参加するならば、必ずチェンマイ県に治安維持法を適用させるとしている。
UDDは、政府がUDDの集会に合わせ治安維持法を適用させたこと、またプミポン国王の誕生日が迫っており、一部から開催時期に異議を唱えられたことから集会の無期延期を決定した。
だが、チェンマイ県のタクシン派赤服集団は、同県で開催される予定の商工会議所の総会にアピシット首相が参加する場合、チェンマイ国際空港の封鎖も辞さないとしている。