パニターン政府報道官代理は24日、今月30日にタクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)が予定している分散集会で、主要道路を封鎖する計画があると明らかにした。UDDによる今年4月に行った計画と同様、バンコク都内各所で騒動を起こし政権転覆を画策しているという。そのため関係当局に各地での警備を強化するよう要請しているとのことだ。
UDDの集会に合わせ、現政権は今月28日から来月14日に期間にかけてバンコク都全域を対象に治安維持法の適用を決定した。
今回UDD側は、現政権を打倒することを目標に掲げており、同期間で打倒できない場合、国王誕生日後に再び集会を再開し、年末までにはかならず現政権を打倒すると強気の姿勢を見せている。