療養中の第25代首相のサマック・スンタラウェート氏が、入院先のバムルンラート病院で本日(24日)逝去した。23日に容態が悪化し、集中治療室(ICU)で治療を続けていた。享年74歳だった。 昨年11月に米ロサンゼルスに肝臓がん治療のため訪米し、今年1月に帰国し療養生活を続けていた。帰国後は、公衆の面前に出ることはなかった。 同氏は、昨年9月9日に憲法裁判所より、テレビ番組に出演し出演料を得ていたことは、首相の副業禁止にあたり憲法違反であるとした上で、首相の失職を宣告され政界から引退した。