国家経済社会開発局(NESDB)は本日(23日)、タイの今年第3四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比マイナス2.8%となり、前期比プラス1.3%となったことを明らかにした。また景気促進政策「タイ・ケムケン計画」の影響で、来年の同成長率は今年比プラス3%~プラス4%となると予想している。
同局アムポン秘書官は、「前期比ではプラス成長となり、前年同期比でマイナス幅が減少していることから、タイ経済は確実に回復をしている。また今年第4四半期の同成長率がプラス2.7%~プラス3.2%との見通しから、通年での同成長率は当初予想していたマイナス3.0%~マイナス3.5%からマイナス3.0%になると予想している。」と述べた。