タイ東北部ウドーンターニー県で活動するタクシン派団体「コン・ラック・ウドーン・クラブ」会長クワンチャイ氏が、反独裁民主戦線(UDD)が予定している今月28日から来月2日にかけて行う予定の集会に、異議を唱えていることがわかった。
タイ地元紙によると、同氏は、プミポン国王の誕生日である来月5日を前に集会を行う行為は、国王を軽視しているのではないかと見られる可能性があることから、国王の誕生日以降に集会を開催するべきとの見方を示した。
UDDは、当初集会を今月29日から来月3日にかけて行う予定としていたが、2日に国王誕生日関連のイベントが開催されることが判明したため、一日前倒しして集会を行うことを決定していた。
また今回の集会で、政府が議会を解散させなければ、国王誕生日後に再び集会を再開し、年末までにはかならず現政権を打倒すると強気の姿勢を見せている。