アピシット首相は、引き続き市民の購買意欲を高めるための経済促進政策を施行していく予定であるとした上で、来年のGDP成長率をプラス3.5%と回復する見通しであることを明らかにした。また既にタイ経済は最悪期を脱したと言えるものの、依然回復は不安定な状況が続いているとしている。 首相は、以前来年のGDP成長率予測を今年比プラス3%に設定していた。過去2ヶ月の失業率が減少を続けていることや、輸出・観光業に改善の兆しが見られることが同予測の理由だった。