二日続いた大雨の影響で、ケーオ山からタイ南部ソンクラー県ハートヤイ郡に流れ込み、民家数百軒が浸水する被害が発生した。また同郡内各所で道路の冠水情報が出ており、自動車での通行が厳しい状況が続いている。
タイ地元紙によると、農作地の一部にも水位1メートルになる程の水が流れ込んでいるものの、これまでに死傷者は出ていないという。
現在災害対策機関は、県内15郡を災害地域に設定し、市民の救助を行っているという。また同機関は、特に注意が必要な地域として、先日まで水害が続いたチャナ郡、テーパー郡、ナータウィー郡、サバーヨーイ郡、サダオ郡を挙げている。