カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、今年第3四半期の国内総生産(GDP)成長率を前期比プラス2.3%と予測していることを明らかにした。前年同期比でも今年第2四半期のマイナス4.9%からマイナス3.3%と改善が見られるとしている。
世界各国の経済が順調に回復を続けていること、タイ国内も経済促進政策の効果が見え始めたことから、予測より早く回復すると見ている。
また今年第4四半期については、前期比プラス成長となる見通しだが、プラス幅は前期に比べ減少するだろうと予測している。経済促進政策や世界経済の回復が後押しとなるものの、依然国内外で不安要素があるためだという。