反タクシン派民主主義市民連合(PAD)系団体のチャイヤワット氏は18日、今月15日にPADが王宮前広場で行った集会に爆発物が投げ込まれ複数人の負傷者を出した事件について、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)のカッティヤ氏以上の人物が関与していると発言した。
同氏によると、今回の事件に関与した人物は、既に退役した大将以上の大物だという。またカッティヤ氏が、事件の可能性を事前に示唆していた件について、ただ同氏は何らかの方法で情報を得ていたに過ぎないとしている。
この事件について、集会主催者であるPADソンティ幹部は、背後に軍部及びプアタイ党が深くかかわっていると発言していた。
今回の事件は、PADが今月15日に王宮前広場で1万人規模の市民を集め、タクシン元首相及びカンボジア政府に抗議するため、ソンティ幹部が演題で演説している最中の出来事だった。