アピシット首相は、タイ証券取引所(SET)の時価総額を、今後5年間で現在のGDP比80%からGDP比130%に引き上げることを目標に設定したことを明らかにした。また市民の株式投資比率を現在の2.4%から5.0%に引き上げるためにも、今後金融商品・上場企業数を増やす予定だという。 以前よりタイ政府は、諸外国市場に比べSETの時価総額がGDP比で低く市場規模が小さいことから、投資家に軽視される傾向にあること、上場による資金調達コストが割高になりやすいことを危惧していた。